不動産の基本は近隣へのヒアリングでした、よっしーです。
ここ掘れ、ワンワン【トラブルの前兆】
ここ掘れ、ワンワン【誰の許可?】
ここ掘れ、ワンワン【ついに掘ります】
現場百回、重要ですね。このとき近隣へあいさつを兼ね、
聞き取りをしていれば回避できたこともあったと、後で後悔しました。
『ガラ』を処理している最中、近所の方たちも珍しそうな眼差しで現場を見つめます。
その時にいたすぐ裏のご主人に、『大きな音出してすみませんね』と一言お詫びをすると、
『やっぱり出たね!!』
『はい!?今なんて!なんて言いました?』
『ここはさぁ、昔地盤が低くて、今の高さにするまで散々ゴミを捨ててたんだよ』
ガビーーーーン!!!
聞いておけばよかったと反省。
しかも、撤去に関わった解体業者も地元で生まれ育ったひとで、
『俺もガキの頃、よくこの辺でサワガニ獲って遊んだんだよ、この辺一帯がまだ田んぼでよぉ』
知ってたら教えてよ!!諸先輩!
これで終われば、きっと思い出程度に終わったが、その後仲介した側の
お隣さんへ行った出来事が後の自分に大きく影響を与えた。
仲介したお客さんを仮に『三階さん』としよう。
三階さんの建築が進むにつれ、近隣へのお願いもあった。
本来は建築会社が行う折衝であったが、打ち合わせまでが『僕の仕事』的な
営業マンで施工が始まると一切現場のことに関与しないため、
三階さんは私に連絡してくるのです。
三階さんの希望とすると、
・隣接地との境界を明示するブロックが老朽化しているため、
費用を折半の上新しいブロックを施工したい。
・隣接地に設置してあるエアコン室外機が、三階さんの玄関までの
アプローチに向けてあり、費用は三階さんの負担で設置箇所を変更したい。
この二点の要望を隣接地の方に伝えに行った。
そこで出てきた回答は、お金が無いのと協力する義理はないとの理由で『早く帰れ』である。
寂しい世の中だなと感じつつ、建築会社の営業マンと再度作戦を練り直し、
再チャレンジを試みますが全く協力する気配もなく『ダメダメ』の繰り返し。
そこで一言質問された。
『ウチはね、お金ないのよ。だから協力できないの』と奥様。
続けて『でももしお金がないけど、工事したい場合ってどうすればいいのかな?』
『家を建てるとき同様、銀行などから融資受ける方もいるんじゃないですか』
と単にアドバイスしたつもりだった。
しかし、ツワモノの奥様、きっと普通のひととは違う思考回路を持っているのだと思った。
その日、『また改めますね』と一言添えて帰る際、『何度も来て貰って申し訳ないですね』と
優しく送られて帰ったつもりが、会社に帰えると信じられない事実が。。。
会社に着くなり『今、三階さんの隣のひとから連絡あって、お宅の社員が来て、
「金が無いならサラ金にでも行って金作って来い」って脅されたと電話あったぞ』
う〜ん、ますますひとを信用できなくなってしまいます。
その後の交渉は、『吉野出禁』とのことでしたが、他のひとが行く理由などなく、
『また来ちゃいました』と懲りずに交渉を続ける。
結果としては全く取り繕う余地も無く『決裂』の結末になるが、自分なりの改善策として、
事前に近隣(隣接地は早めに)にあいさつに行くことである。
早めの行動次第で交渉がスムーズだったりすることも多い。
この案件のおかげで、その後の注意力や近隣への交渉力、
そして交渉を依頼する側への対応力が身に付いたと思う。
仲介手数料という対価をもらいながら、勉強させてもらうには心苦しいが、
日々勉強、去年より今年、今日より明日と向上心を持ちつつ営業している。
今回のブログ、この物件のことを書こうと思ったきっかけは、
つい先日隣接する土地が売出されたことで、当時のことが鮮明に思い出されたためです。
きっと今売出されている物件の地中にもたくさんの『ガラ』が埋まっているのだと、
他人事ながらハラハラしつつ、本日のブログは終了。
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