最初で最後にします、よっしーです。
私は不動産営業の仕事をしていて、一度だけ『ドロボウ』と呼ばれたことがあります。
賃貸系の不動産業者から地元総合不動産業者に転職し、
初めて契約してもらったお客さんからの一言。
入社月度に早々契約が上がってしまい、契約書の作り方はもちろん、
ローンの組み方、どんな諸費用が掛かるのか、全てがわかりません。
当時同じチーム員の営業マンが物件情報を持ち込み、自社でチラシを作り印刷、
公団の団地に投げ込み。即日の反響があり、案内→申込みとトントン拍子。
多少リフォームが必要な物件で、売主さんへ価格交渉をしてもらいたい旨で
申込書に記入してもらった。
その際、どれだけの価格交渉が可能で、売主買主の落しドコロもわからないため、
物件情報を持ってきた営業マンが申込みをする際に立ち会った。
翌日、売主に交渉を行ってみたが、全く要求は受け入れられない。
この時の売主は不動産業者で、一般のひとに比べ、売出価格や値引きの額などは
きちんと正確に出されており、今考えると『確かにヤリ過ぎの価格』ではあった。
全くの値引きが出来ないことを持ち帰り、買主へ連絡することに。
挨拶もソコソコに結果を伝えると、すごい剣幕で『嘘つき』・『ドロボウ』・『インチキ』
などと罵声を浴びせられた。
なぜそこまで言われなければならないのか?と考えると、申込みの前日の申込みの席であった。
同席した営業マンが『価格は下げられます』・『売主からも承諾もらってます』と
明言してしまっているのです。
『電話では話にならない』となり来社することに。
買主は申込み後、契約時に必要な現金を引き出すため、定期預金も取り崩したようである。
購入物件の価格交渉がまとまらない訳だから、必要のなくなった現金はまた定期預金として
銀行に積み直せばよいと思ったが、解約した定期預金は利息の高いころのものだったらしく、
今から積み直してもその当時の利息にならないため『利息を返せ』詰め寄られる。
無理難題を押し付けられているように思えたが、自分の初契約ということもあり、
お客さんの要望を出来る限り聞き、売主へ再度価格交渉の行き、なんとか着地点を見つけ出した。
ドタバタの契約、色よい返事をしない銀行ローン、リフォーム工事を経て無事に残金決済を行った。
その間、当初同席した『話を引っ掻き回す営業マン』は一切関与することなく、取引は終了した。
当時の売主業者は今でも親密な付き合いがある。今では仕事仲間というより、
友達感覚に近いのであるが、相手は小さいながらも社長、歳だって自分の親よりも上である。
年2回、お盆と暮れには必ず付け届けをしている。
ちなみに付け届けはリクエストがあり、『ヱビスビール』を指名。
量販店に行っても決して安いビールではない、1ケース(350ml×24本)×年2回×8年間・・・
一番のドロボウは、この売主業者なのでは?
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