振り回されるのはもうイヤ、よっしーです。
数年前から大きな変化がある。
難しい話ではない、お客さんのことです。
不動産会社各社で集客方法は異なる。
来店客が多い会社や現地販売をする会社、
チラシやインターネットの広告を使用する会社。
それ以外に『紹介』という強いツールがある。
いわゆる『あそこの不動産屋は良かったよ』的なものから、
住宅メーカーから声を掛けてもらうものまで。
弊社も後者の紹介をたくさんもらう。
餅は餅屋という言葉があるが、不動産を探すひとには当てはまらないことがある。
土地を探している訳だから、本来不動産屋に来るべきと思うのだが、
やはり長年の風潮なのだろうか『不動産屋は恐い』という方がまだまだ多い。
皆どうするかというと、住宅展示場に行く。
たくさんの家が見られる上、入り口などに『不動産フェア』などという
看板を目にすると『じゃあ土地も一緒に』なんてことになる。
聞くところによると、以前は土地を所有していないお客さんが展示場に来場すると、
住宅メーカーの営業マンはテンションが下がったと聞く。
どこまで本当の話か定かではないが、せっかく書いた
『お客様カード』を破棄してしまうなんてことも。
しかし、現在住宅展示場に来場する4〜5割はまだ土地を所有していない方のようで、
全て破棄してしまったら仕事にならず取り組む会社が大半という現状である。
そういった場面で声が掛かり、お客さんとの折衝が始まる。
数年前、頻繁に耳にした言葉『ウチは良い土地を紹介してくれた会社と契約する』
住宅メーカーの営業マンにとっては、響きがいいんでしょうね。
そうするとお客さんの条件を素直に聞き、それを我々に伝える。
『都心から乗り換えなく40分以内、駅から徒歩10分以内、
南道路で閑静な住宅街、間口が広くて出来るだけ広い敷地』、
フムフム!と聞き、その後土地建物の予算を聞く。
仮に4,000万という予算にしてみよう。
建物の希望も同時に聞くと、同様に無理な注文が続く。
建物の予算が3,000万円。残り1,000万の予算で土地を探す。
現実的な話ではない。しかし、営業マンはいうのです
『良い土地があればすぐに契約してくれます、建物はウチに決めてもらってます』
そりゃ良い土地あれば、誰だってすぐに決めるでしょうが、、、
日を改めてお客さんと会う機会に聞いてみる
『もう既に建築会社は決めてるんですよね?』そうすると、意外な答えが!!
『いいえ、ウチは良い土地情報を持ってきた建設会社と契約しようと思ってます』
とキッパリ。厳密に言うと宅地建物取引業法では、不動産業の免許を
有しない会社の社員が土地情報を提供することは出来ない。
あくまでもお手伝いの一環とすれば、問題はないのであるが、少しグレーなところも多い。
こういうお客さんが各住宅メーカーへ同じように声を掛けて、
同じように不動産屋に依頼をして、集まる物件は全て同じ物件。
最初の条件の段階で歯車が噛み合っていない訳だから、気に入る物件が出てこない。
しかし、たまにズッポリとハマる物件が出る場合はどうだろう。
以前は約束をしたからには、『あなたに任せるよ、良い家建ててよ』なんて
光景もありましたが、最近ではそんな光景しばらく見てません。
シビアなのかもしれません。しかし、鼻っ面にエサを見せ誘い出し、
最後は取り上げてしまうようなこと個人的にはあまり好きではありません。
そんな時は初めに聞きます。
『もう建物はこちらの会社でよろしいですよね?』、
そこで『いいえ』という言葉が返ってくると、
『それではどこで建築しようか、気持ちの整理がついたらまた会いましょう』
と言ってしまう私、営業マンとして失格ですか?
◆ヨッシーの不動産営業日記(メールマガジン)
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